令和の大工棟梁検定が開催されました。
令和の大工棟梁検定が開催されました。
福島での開催は今年が初です。
令和の大工棟梁検定とは、
日本の木造住宅は高温多湿で地震の多い風土に耐えるため、世界的にもトップクラスの技術で建てられています。
現代では家づくりの機械化が進んでいますが、家の材料となる木材は自然から生まれたものです。そのため、大工技能者には過去の技術に学び、現在のライフスタイルに合わせた住まいを提供する力が求められています。しかし、日本の中小零細住宅業界は新しい人材を募集することに慣れておらず、技能育成についても難しく考えがちです。
そこで私たちは、「令和の大工棟梁検定」を通じて地域の職業能力開発大学校などと連携し、インターンシップ制度を活用することで、企業側にも就職を考える方々にもメリットがある、スムーズなマッチングの機会を設けました。また、3K(キツイ・汚い・危険)と言われる業界イメージを払拭するため、下記のような取り組みで労働環境の整備をおこなっています。
(一般社団法人古民家再生協会のホームページより抜粋)
午前中は座学講義と認定試験、論文試験を行います。
午後は、技術検定。
大工経験の豊富な検定員の前で、全て手加工(電動工具の使用は禁止です)で決められた仕口を作ります。
終了後は、検定員と受講者と一緒になって作品の出来栄えを協議して記念撮影。
若い大工の技術力の向上と、未来の子供たちの多くが大工の職業を目指してくれるように頑張ります。